塗りつぶしペン(fill.bs)を更新しました。今回は、数日前に更新したバージョン0.3の修正が主です。ちなみにバージョン0.3では、背景色を使用するfill_bg.bsと扇状に塗るだけのfill_fan.bs、ハーフトーン表示対策用のredraw.bsを追加しました。
ひとまず、今回の変更点3つを挙げていきます。一つ目は、fill_bg.bsの修正についてです。前バージョンでは、線を描画しない状態でも描画されていました。これは、私が条件分岐を入れるのを忘れていたからです。
二つ目は、基点を無視して描画するパラメータを、fill_fan.bs以外のfill.bsとfill_bg.bsにも追加したことです。このパラメータのデメリットは、ブラシを再選択したときに保存された設定に惑わされる点だと思います。基点を設定したのに効かないことにイラつくかもしれません。チェックを外せばいいだけですが、現時点では良い案が思いつきません。これさえクリアできれば、メリットになると思うんですがね。
そして最後の三つ目は、fill_fan.bsに新しくパラメータを追加したことです。新しいパラメータは、指定の間隔になるまでの距離を設定することができます。それまでの距離内は狭い間隔になるので、大きなブラシ幅でも小さな範囲を塗ることが容易くなるでしょう。ただし、それなりにです。
また、fill_fan.bsは間隔が狭いと描画回数が増えるので、比較的重くなるようです。間隔自体は、ブラシ幅を変更することで調整できます。たとえば解像度が600dpiくらいでしたら、100~400ピクセル前後がおすすめかもしれません。逆に大きくしすぎても、間隔が広すぎて塗りにくい上に、負荷も増える場合があります。
さて、記事の終わりとなりますが、ダウンロードは以下のリンクです。